2020年10月30日

DirectShow対応カメラとは

DirectShowとは、マイクロソフトが提供した、動画の変換ライブラリーやプログラムに使用できる命令、関数、規約の集合です。
非常に簡単かつ乱暴に説明すると、これに対応したカメラには、共通の命令(プログラム上の)で操作ができるということになります。

 

つまり、USBカメラをPCが認識していれば、アプリケーションソフトはカメラに付属したものを使わなくても、カメラを操作できるということになります。
(PCにカメラを認識させる作業は別途必要な場合があります。)

 

つまり、他社のアプリケーションソフトも活用できるということになります。
普通に映像を映し出すViewソフト、画像の計測を行うソフト、自動外観検査ソフト、3D合成ソフトなど用途に合わせて、必要なソフトを入手して使用することができます。
実際にソフトウエアのみを販売している会社も様々あります。

 

但し、カメラから出力される映像フォーマットにいくつかの種類があって、アプリケーションソフトがこの映像フォーマットに対応している必要はあります。
映像フォーマットとしては、YUY2、RGB24、RAW16 等があります。
ソフトウエアのみで販売されているものは代表的な映像フォーマットをカバーしていますが、カメラに付属されているものの中には、そのカメラの映像フォーマットのみに対応しているものもあります。

 

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