UV観察(紫外線観察)を行う為には、UV(紫外線)に感度を有するカメラとUV対応のレンズが必要です。
松電舎のカメラは可視光観察をメインとしております。
下記に示すように紫外領域では感度がございません。
UV観察は大きく2つに分かれます。
(1) 物体の表面の傷、シミ、むら等を観察
(2) 物体の微弱な蛍光現象の観察
カメラにおいては、どちらかで選択する必要があります。
(1) は単に紫外線に感度を持つカメラとなります。
下記のようなカメラです。
(2) は単に紫外線領域だけではなく、微弱な蛍光現象をとらえる為に超高感度カメラが必要となります。一般的には冷却CCDカメラを使います。
下記のようなカメラとなります。
また、レンズにおいても下記のようなUV対応タイプのレンズが必要です。
(下記は米国Navitar社のズームレンズです。)