透過照明とは
顕微鏡やデジタルマイクロスコープ等に用いる照明方法のひとつです。
対象物の背後から光りを照射する方法でバックライトともいいます。
エッジ型(壁面にあてて反射させる)やダイレクト型(直方向に照射)などがあります。
エッジ型
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ダイレクト型
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メリット
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デメリット
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エッジ型 | ・薄型でコンパクトである。 ・W.Dに影響を与えにくい 。 |
・ダイレクト型と比べると 照度が落ちる。 |
ダイレクト型 | ・高輝度な光を照射できる。 (ピンホール検査等に最適) |
・分厚いことが多いため W.D.に影響を与えてしまう。 |
透過照明は下記のような観察に応用できます。
・対象物のエッジを強調して寸法測定や欠損のチェック
・フィルム等のピンホールチェック
・ノズルのつまり
・水溶液中の結晶の確認
・XYテーブルと透過照明を組み合わせて寸法測定
<使用機種>
透過照明 RD-95T、デジタルマイクロメータ付XYテーブル TD100-25MX
・透過照明スタンドを使って、フィルムのピンホール検出
<使用機種>
透過照明付スタンド GR-STD8
・ノズルのつまり
落射照明のみ | 落射照明と透過照明を組み合わせて | |
弊社ではスタンドタイプと面発光タイプの透過照明をご用意しております。
スタンドタイプ(ダイレクト型) | |
透過照明付きスタンド(ランプ式) GR-STD8 |
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面発光タイプ(エッジ型) | |
透過照明(面発光) RD-95T |
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(面発光透過照明と回転式XYテーブルの組合せ) |
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簡易的なものであれば、市販の写真ネガ観察用バックライトで代用できる場合もあります。
価格的には1万円前後ですが、光量は弱く、光量の調整もあまりできません。
写真用バックライト