マイクロスコープとは?のお悩み解決!光学機器なんでも辞典

同軸照明マイクロスコープにリング照明を付ける方法 

弊社の同軸照明マイクロスコープ(Z500CS)の作動距離は52mmとなります。
   
ここにリング照明を付けるとクリアランス(作業スペース)が20mm程度になります。
弊社のリング照明の適正位置は45~60mm程度です。
20mmでは中抜けをして、逆に暗くなってしまいます。
クリアランスも少なく、作業性も悪くなります。
※中抜け:リング照明は対象物に近づきすぎると中心部が暗くなります。
   
リング照明を取り付けようとしても、
この位置は同軸照明が邪魔で
取り付きません。
   
リング照明をここまで上げると
レンズのズームダイヤルにかかります。
また、同軸照明で一部に
影ができてしまいます。
   
■リング照明も使用したい方へのご提案
倍率を少し落として 65倍~390倍 → 45倍~270倍
その分、焦点距離を 52mm → 95mmに伸ばしてリング照明を付ける方法があります。 Z500CSの先端の補助レンズを外し、その部分にリング照明固定リングを取り付けます。
   

 

この方法だとリング照明を適正位置に取り付けることが出来、リング照明と同軸照明を用途に合わせて切り替えて、併用できます。