半田部は色々なRを含んでおり、また反射も発生するのでカメラでは観察の難しい対象物です。
弊社では、下記の3点の方法をおすすめしております。
(1)偏光フィルタ-
(2)ローアングルLED照明
(3)ハイビジョンカメラのHDR(ハイダイナミックレンジ)機能
今回は8mmピッチの電解コンデンサ(ディスクリート部品)のリード部の半田を観察してみました。
■通常のリング照明 |
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高輝度80灯白色LEDリング照明 GR80-N2 (製品ページが開きます) |
同じ半田でも光の当たる角度で黒くなったり、ハレーション(白とび)をおこしたりします。
■リング照明部とレンズ照明の両方に偏光フィルター |
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マイクロスコープ用ハレーション除去セット GR-HL(製品ページが開きます) 入光側・発光側、両方に偏光フィルターを取りつけることでハレーションを大幅に除去することができます。 |
■ローアングルLED照明 |
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ローアングルLEDリング照明 GR56-N(製品ページが開きます) |
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(※)ローアングルタイプのリング照明を使い、照明が直接対象物に当たらないように設定 (拡散光だけで基板を照射) 拡散光だけでの観察の為、あまり照度が上げられず、倍率があまり高くはできません。
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■ドーム式照明 |
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ドーム式照明 DC-170W(製品ページが開きます) | |
■ハイビジョンカメラの
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ハイビジョンカメラ GR200HD2 (製品ページが開きます) 照明は通常の「リング照明」を使い、HDR機能のみを使いました。
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コントラストを犠牲にして、明るさの平均化(ダイナミックレンジを広げる)を行っています。