マイクロスコープとは?のお悩み解決!光学機器なんでも辞典

円筒穴(φ45~100mm程度)の内壁を観察する方法

穴の表面から内壁を360°観察できる「ホールインスペクションレンズ PHL178」は小型なレンズのため、φ45mm以上の穴であればレンズを挿入して観察できます。

 

 

ホールインスペクションレンズ

PHL178

 

 

 

φ100mm程度の円柱形状の塩ビ管に黒いゴム板を貼り付け、内壁観察をしました。

(使用機種:穴内壁観察用マイクロスコープ PHL200BA)

 

  ▼カメラ設定

 

 

 

黒色のゴムは光を吸収しやすいため、映像が暗くなりやすいですが、照明とカメラ設定を調整することで十分な明るさで観察できました。

 

 

もし光量が足りないという場合でも、照明を工夫すれば明るくできます。

市販のLEDテープライトをレンズ側面に貼り付けて実験しました。

 

 

 

 

 

松電舎CS/EGシリーズのカメラを使用すれば、カメラも小型のため、カメラごと内部に挿入でき、360°内壁観察ができます。

 

 

φ45mmの円筒内部にもカメラごと挿入でき、内壁を観察できます。

 

 

カメラを挿入する治具を作製すれば、深い穴の内壁も観察ができます。

 

 

 

今回の観察で使用した、「ホールインスペクションレンズ」「穴内壁観察用マイクロスコープ」の詳細は、下記の製品ページをご覧ください。

 

 

ホールインスペクションレンズ

PHL178

 

230,000円(税抜)

 

 

 

穴内壁観察用マイクロスコープ

(φ8mm~φ50mm)

PHL200BA

 

422,000円(税抜)