2024年10月01日

円筒穴(φ45~100mm程度)の内壁を観察する方法

穴の表面から内壁を360°観察できる「ホールインスペクションレンズ PHL178」は小型なレンズのため、φ45mm以上の穴であればレンズを挿入して観察できます。

 

円筒穴内壁を観察する方法01  

ホールインスペクションレンズ

PHL178

 

 

 

φ100mm程度の円柱形状の塩ビ管に黒いゴム板を貼り付け、内壁観察をしました。

(使用機種:穴内壁観察用マイクロスコープ PHL200BA)

 

円筒穴内壁を観察する方法02   ▼カメラ設定円筒穴内壁を観察する方法03

 

 

円筒穴内壁を観察する方法04

 

黒色のゴムは光を吸収しやすいため、映像が暗くなりやすいですが、照明とカメラ設定を調整することで十分な明るさで観察できました。

 

 

もし光量が足りないという場合でも、照明を工夫すれば明るくできます。

市販のLEDテープライトをレンズ側面に貼り付けて実験しました。

 

円筒穴内壁を観察する方法05   円筒穴内壁を観察する方法06

 

 

 

松電舎CS/EGシリーズのカメラを使用すれば、カメラも小型のため、カメラごと内部に挿入でき、360°内壁観察ができます。

 

ホールインスペクションレンズ使用例

 

φ45mmの円筒内部にもカメラごと挿入でき、内壁を観察できます。

 

穴内壁観察01   穴内壁観察02

カメラを挿入する治具を作製すれば、深い穴の内壁も観察ができます。

 

 

 

今回の観察で使用した、「ホールインスペクションレンズ」「穴内壁観察用マイクロスコープ」の詳細は、下記の製品ページをご覧ください。

 

ホールインスペクションレンズ PHL178  

ホールインスペクションレンズ

PHL178

 

230,000円(税抜)

 

 

穴内壁観察マイクロスコープ  

穴内壁観察用マイクロスコープ

(φ8mm~φ50mm)

PHL200BA

 

422,000円(税抜)

 

 

 

 

 

松電舎テクニカルサポートデスク

 

お問い合わせはこちらから

この記事のおすすめの製品