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ローアングルLEDを使った暗視野観察時の注意

基本的な観察法には、「明視野観察」と「暗視野観察」の2種類があります。

 

1.明視野観察

最も基本的な観察法でサンプルを上部からの均一的な光で照らして観察をします。

 

2.暗視野観察

サンプルをローアングルまたは、真横から光りをあて、サンプルからの錯乱光や
反射光のみにより観察する方法です。
真っ暗な視野の中に観察部分(エッジや凸部)が光って見えます。

 

テフロンコーティングした樹脂板の上に埃があります。

 

 

■明視野観察
樹脂表面の構造は見やすくなりますが埃が見えません。
  ■暗視野観察
真っ暗な視野の中で埃だけが
光ります。(表面構造は見えません。)
 
     

 

<暗視野観察での注意>

 

1.周囲の光りが強いと暗視野観察できない場合があります。

上記の2枚は、ローアングル照明部分は同じですが、デスクスタンドをの有無だけで
見え方が変わります。

 

 

2.観察対象物だけを光らす為には、照明の高さが重要になります。

板より少し上に取付け   真横から光りが当たる位置にとりつけ