CMOSセンサの固定パターンノイズについて
CMOSセンサカメラの映像中に以下図のような白い縦線が表示されることがあります。
特に、暗い映像でゲインやガンマを使用しているときには白い縦線が目立つことが多いです。
カメラの不良や故障を疑う方もいらっしゃいますが、これはCMOSセンサの固定パターンノイズによるものです。
固定パターンノイズとは
固定パターンノイズとは、CMOSセンサの各ピクセルが持つ固有の特性差異によって生じるノイズです。
これはカメラが正常に動作している間も一貫して現れます。
固定パターンノイズは特定のパターン(通常は縦線や横線)として画像に現れます。
このノイズは、主に製造プロセスのばらつき、温度変動、電源供給の変動によって引き起こされます。
そのため、完全に除去することは難しいです。
適切な照明を使用しゲインやガンマを使わないことでノイズを気にせずご利用いただけます。
弊社には照明の取り扱いもございます。
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