通常、細径で反射率の高い円柱形状(針金、ワイヤー等)を拡大観察する場合、ハレーションが発生し、観察しにくい場合があります。
今回は、下記の条件を様々な方法で照射し、観察しました。
観察物:φ1mmの針金 および ワイヤー 観察機種:マイクロスコープ 設定:約50倍(視野8×6mm) |
(1)標準装備のLEDリング照明で観察
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標準装備のリング照明では反射(ハレーション)が発生します。
(2)対象物の長手方向からローアングルで照射
(3)アーチ照明
■応用編
「4分割のLED照明」と「Vブロック」を使い観察する方法もあります。
<4分割のLEDリング照明>
対角の2カ所を点灯させ、(2)のように対象物の長手方向から照射します。
(これだけで効果が出る場合もあります。)
<Vブロック>
Vブロックに反射板(今回は白紙)を貼り、対象物に光が回り込むようにします。
上記で使用した「LEDリング照明」、「ツインアーム照明」、「アーチ型照明」は弊社でご用意しております。
詳しくは、製品ページをご覧ください。
24,000円(税抜)~
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ツインアーム照明
46,000円(税抜)~
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122,000円~220,000円(税抜)
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