実体顕微鏡用リング照明とは
■実体顕微鏡の種類
実体顕微鏡には2種類の方式があります。
平行光学系(ガリレオ式)と斜光学系(グリノー式)です。
■実体顕微鏡用リング照明のサイズ
リング照明はどちらにも取り付けることができます。
リング照明はグリノー式実体顕微鏡の先端サイズにあわせております。
下記は国内有名メーカー様の実体顕微鏡寸法図です
この寸法は特殊な顕微鏡を除き、 メーカーによる大きな違いはありません。 その為、顕微鏡用リング照明の内径は φ60mm~φ70mm程度となります。 |
■取り付け位置
メーカーに関係なく、照明固定用の溝がついているものは、取り付けができます。
但し、溝のないタイプは取り付けができない場合があります。
また、補助レンズ等を使われている場合、干渉しあって使えない場合があります。
■照明固定用の溝が付いていない場合
グリノー式、ガリレオ式 どちらのタイプも溝のないものがあります。
このようなタイプは、基本的に顕微鏡に「直接」とりつけることができません。
但し、下記写真のようにカバーの裏側にフィルター取り付け用の
ネジが切ってある場合、
このネジを利用して、リング照明固定リングを取りつけることができます。
弊社ではネジ径 M48 とM49 のリング照明固定リングを用意しております。
実体顕微鏡用リングアダプタ RA-48/RA-49 |
顕微鏡の先端にこの固定リングを取り付けることで、リング照明固定用の溝ができます。
リング照明をこの溝部分に取り付けます。