2020年10月12日

同軸ズームレンズの最低倍率における照明ムラ

通常の同軸照明は高倍率で使用することが多く、スポットの中心部分のみを使い、照明ムラの影響を少なくしています。

 

倍率を下げるとスポットの周囲(急激に照度の落ちる部分)を使うことになります。

 

弊社の推奨
・同軸照明用高倍率ズームレンズ + x1.5補助レンズを使用(標準装備品)
ズームレンズのダイヤルは0.7に設定
同軸照明用高倍率ズームレンズ + x1.5補助レンズを使用(標準装備品)

 

・同軸照明用高倍率ズームレンズ + 先端の補助レンズを外した状態(x1.0)
ズームレンズのダイヤルは0.7に設定
同軸照明用高倍率ズームレンズ + 先端の補助レンズを外した状態

 

画面の周囲が若干暗くなりますが、実用範囲内と思います。

 

・同軸照明用高倍率ズームレンズ + x0.75補助レンズを使用
ズームレンズのダイヤルは0.7に設定
同軸照明用高倍率ズームレンズ + x0.75補助レンズ

 

周囲の影が多くなり、使用は難しいと思います。

 

広い範囲を同軸照明で観察したい場合は、面発光同軸照明が有効です。
(光量が弱いので高倍率ではご利用いただけません。)

 

同軸照明   同軸照明
     
同軸照明(スポット)           同軸照明(面発光)
同軸照明(面発光)
     

 

 

松電舎テクニカルサポートデスク

 

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