マイクロスコープとは?のお悩み解決!光学機器なんでも辞典

LEDアングルとマルチアングル照明の活用方法

低倍率マイクロスコープ(LRSシリーズ)

LEDアングルとマルチアングル照明の活用方法

 

■マルチアングル照明の特徴

 

低倍率マイクロスコープは広い視野(低倍率)から中倍率(60倍程度)までを

カバーするマイクロスコープです。

 

特に広い視野(低倍率)時に対象物の明るさの均一性を保持する為、

マルチアングル照明を採用しています。

 

 

マルチアングル照明は拡散性が高く、LEDの設置位置を変えても利用できる

メリットがあります。

 

 

■マルチアングル照明のメリットを活かすオプション

 

低倍率マイクロスコープの標準タイプはレンズの先端に照明が付いています。

 

LEDアングル(オプション)を追加すると任意の位置にマルチアングル照明を固定でき、

マルチアングル照明のメリットを活かすことができます。

 

 

 

■マルチアングル照明の位置による見え方の違い

 

(1円玉) 傷や凹凸の見え方が変わります。

 

 

 

照射距離=遠い

 

 

 

照射距離=中間

 

 

 

照射距離=近い

 

 

 

(基板) *パターンの見え方が変わります。

 

 

 

照射距離=遠い

 

 

 

 

 

照射距離=近い

 

 

 

(凸レンズ) レンズのへのLEDの映り込みが変わります。

 

照射距離=遠い

 

 

 

 

照射距離=近い

 

 

特に低倍率マイクロスコープは焦点距離が長い為、様々な照射角度を

試すことができ、おすすめのアイテムとなります。