マイクロスコープとは?のお悩み解決!光学機器なんでも辞典

同軸照明USBマイクロスコープで低倍率観察がしたい

 

弊社、同軸照明USBマイクロスコープZ500CSには1.5倍補助レンズが標準付属です。

 

今回は、USBメモリの金属部分を観察してみました。

 

 

 

 

1.5倍補助レンズで観察(基本仕様)

 

この時の焦点距離、倍率や視野範囲は
・焦点距離:52mm
・視野範囲(65倍時):5.2mmx3.9mm
・視野範囲(390倍時):0.8mmx0.6mm

 

 

 

 

 

   
  65倍時の見え方   390倍時の見え方  

 

 

 

低倍率で観察したい場合は、この1.5倍補助レンズを取り外すと倍率が下がります。

 

 

1.5倍補助レンズを取り外す

 

この時の焦点距離、倍率や視野範囲は
・焦点距離:95mm
・視野範囲(45倍時):8.0mmx6.0mm
・視野範囲(270倍時):1.2mmx0.9mm

 

 

 

 

 

   
  45倍時の見え方   270倍時の見え方  

 

 

 

さらに低倍率で観察したい場合は、0.75倍補助レンズを取り付けると倍率が下がります。

 

 

0.75倍補助レンズを取り付ける

 

この時の焦点距離、倍率や視野範囲は
・焦点距離:113mm
・視野範囲(35倍時):11.3mmx8.5mm
・視野範囲(210倍時):1.7mmx1.2mm

 

 

 

 

 

   
  35倍時の見え方   210倍時の見え方  

 

 

このように0.75倍の最低倍率35倍では、同軸照明の光がアンバランスになってしまうため使用できません。

よって標準付属の1.5倍補助レンズを外して最低倍率の45倍で観察するのが現実的な一番低い倍率になります。

 

 

 

今回使用した、「同軸照明USBマイクロスコープ」や「0.75倍補助レンズ」の詳細は、下記の製品ページをご覧ください。

 

 

同軸照明USBマイクロスコープ

Z500CSLT

 

385,000円(税抜)

 

 

 

0.75倍補助レンズ

(FZシリーズマイクロスコープ・SDS-FZR用 )

Z-0.75

 

13,000円(税抜)