大型の対象物、円柱形状対象物の表面の計測をする方法
測定用マイクロスコープを使う方法をご紹介します。
ノギス等を使用するのが一般的ですが、もっと精度よく、エビデンス(写真)も
確保したい場合、測定用マイクロスコープを使う方法があります。
目次
■測定用マイクロスコープとは
通常のマイクロスコープは、寸法測定をする場合、校正(調整)が必要す。
また、レンズの倍率を変えるなどの条件を変える都度に再校正が必要です。
測定用マイクロスコープカメラとレンズが通信をおこなっております。
カメラがレンズの倍率を感知して、自動で校正(調整)をします。
その為、お客様で調整の必要がなく、現場ですぐに精度の高い測定が可能となります。
通常、ハイエンドのマイクロスコープにしかない機能で、かつハイエンド機の場合、
マイクロスコープが大型化し、価格も大幅にUPします。
ご紹介した測定用マイクロスコープは全ての機能をカメラに内蔵して、小型化をはかり、
価格もハイエンド機の 1/10程度になります。
■大きな対象物、円柱形状の対象物を計測
この測定用マイクロスコープを現場測定用小型スタンドを取り付けたタイプが
あります。
片手で持ち運びできる重量でPCも不要です。現場にすぐに持ち込めます。
移動で精度がずれることもありません。
スタンドに乗らない大きな対象物も下記のようなに載せるだけで測定できます。
また、円柱形状の対象物表面も下記写真のように測定できます。
■補足
PCも不要ですので、バッテリー駆動のモニタを使えば、より使いやすい組み合わせに
なります。