ハブを使用してカメラを複数台つないだ場合の事象例
スイッチングハブなどを使用してGigEカメラ複数台を一つのLANポートに接続することは
基本的にはお勧めしておりません。
GigEカメラの帯域(データを送受信できる容量や範囲)
最大1Gbpsです。1GbpsのLANポートに1:1で接続するように設計されています。
カメラ複数台を1つのLANポートにつなぐとLANポートの
帯域を超えて映像が正常に映らないことが起こりえます。
具体例を挙げると下記画像の様に
GigEカメラを操作中に黒い線などのノイズが発生する場合があります。
ノイズが発生した場合、露光時間を上げてフレームレートを下げることで
ノイズを軽減させることが出来ます。
下記画像でノイズが軽減されたのが分かるかと思います。
しかしフレームレートを下げている為、映像の追従性は低下します。
まとめ
カメラとポートは1:1で接続するようにしてください。
GigEカメラを例として挙げましたがUSB3.0カメラでも同様です。
カメラ設定によって改善は可能ですが、予期せぬ上記例やフレームのコマ抜けやフリーズ、
撮影の失敗などが起こりえますので推奨しません。
複数台のカメラを接続するには下記リンクをご参考ください。
複数台カメラを1台のパソコンに接続する際の注意点とお勧め(https://www.shodensha-inc.co.jp/solution/camera-one-pc/のリンク)
GigEカメラでスイッチングHUBは要注意!(https://www.shodensha-inc.co.jp/solution/hub-gige/のリンク)