低倍率レンズの焦点深度
弊社の低倍率マイクロスコープの焦点深度を測定してみました。
事例01
使用機種 倍率 対象物を60°に傾けて撮影 |
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金尺を60°に傾けて撮影しました。
レンズの絞りを開放にしています。
焦点深度は客観的な数字ではなく主観値となります。
90mm X sin60°= 78mm となります。
垂直方向では78mmが焦点深度となります。
この低倍率レンズには絞り機能がついています。 | |
この絞りを絞りると、焦点深度は深まります。
画面全部で焦点があっているので、今回の方法では正確には計算できませんが100mm以上となります。
事例02
使用機種
対象物を45°に傾けて撮影
絞りの開放時と絞り時の両方を |
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1.20.0mmx15.0mmを視野に設定(約20倍) | |
開放時 |
絞り時 |
同じく約20倍の状態で、高さ20mmのコンデンサの載ってる基板を撮影 | |
開放時 |
絞り時 |
2.10.0mmx7.5mm視野に設定(約40倍) | |
開放時 |
絞り時 |
同じく約40倍の状態で、高さ8mmのコンデンサの載っている基板を撮影 | |
開放時 |
絞り時 |
倍率を上げる程焦点深度は浅くなります。
絞りを使えば調整はできます。
但し、絞り込みの量を増やすと、映像が暗くなるので、光量を大幅に増やす必要があります。
カメラ側の「明るさ」「Gain」「Exposure」等の項目を調整することである程度はカバーできます。