ボアスコープ(硬性鏡)の視野が霞む場合の原因/ボアスコープの使用上の御注意
ボアスコープには非常に細長い「ガラス」のレンズ(ロッドレンズ)が内部に入っています。
その為、瞬間的に強い衝撃を受けると、内部のガラスレンズにクラックが入ったり、折れたりすることがあります。
ガラス保護の為、ステンレス管には封入されていますが、長尺、細径は特に取扱いに御注意ください。
■落とす | ||
■当てる | ||
■曲げる(横からの強い力でたわませる) | ||
<症状>
ボアスコープのトラブルで一番多いのが、視野が霞んでくるというものです。
完全に折れると真っ黒になります。 | ||
折れたり、クラックが入ると、レンズ部を全て交換することになります。
修理代も高額となってしまいます。
下写真は、実際に折れたロットレンズです。
予防策として、下記のような市販のチューブをかぶせて使われているお客様もおられます。