ハイスピードカメラの視野範囲について
基本的にハイスピードカメラは目的のfpsによって使用可能な解像度が変わります。
高fpsが必要となると必然的に解像度は低下します。
解像度が低下する際には視野がトリミングされるため、フル解像度時と解像度低下時で視野範囲が変わります。
カメラのセンサーサイズと視野範囲から必要なレンズを算出しても、解像度が変わってしまうと算出した通りの視野にはなりません。
レンズの選定は必要なfpsのときの解像度を目安にしてレンズを選定する必要があります。
例. CHU530EXでのレンズ選定
撮影速度 | 解像度 | 記録時間 (カメラ内蔵メモリ2GB時) |
---|---|---|
100 | 2592x2048 | 4.0秒 |
250 | 1920×1080 | 4.1秒 |
300 | 1280×1024 | 5.4秒 |
500 | 1280×768 | 4.4秒 |
800 | 800×600 | 5.6秒 |
1000 | 640×480 | 7.0秒 |
1500 | 512×480 | 5.8秒 |
2500 | 320×240 | 11.2秒 |
4000 | 112×80 | 47.8秒 |
7500 | 320×20 | 44.7秒 |
フル解像度(センサーサイズ:1”)で12mmのレンズを選定した場合
・300fpsでの撮影の場合、縦横の解像度が約1/2になるので必要なレンズは25mm
・1000fpsでの撮影の場合、縦横の解像度が約1/4になるので必要なレンズは50mm
レンズ選定に悩まれた場合はお問い合わせ下さい。