内視鏡(先端カメラ式)に適した管径
内視鏡は最至近距離が10mm程度とボアスコープに比べ、長くなります。
その為、内視鏡の径に近い対象物だと焦点が合い難くなります。
観察可能な最小径は計算でも出せます。
仮に視野角を60°としたとき a=bとなります。 最至近距離が10mmとすると a=10mmであれば、全体に 焦点のあった映像になります。
管径は10mm以上が必要となります。
※計算しやすいように数字は 仕様と若干ことなります。 |
実際に MIGS300(先端φ5.5mm)で管内を観察しました。
■φ8mmのアルミ管
横穴(バリあり)に焦点が合わない状態です。
■φ12mmの鉄(六角穴)
近影部分は少し焦点があまいが、観察は可能
■φ20mmの鉄管
横穴あり。 全体に焦点が合い、観察しやすい映像になっている。
(結果)
撮影箇所までの距離が短い場合はボアスコープをお勧めします。