2020年08月17日

DirectShowで動作するソフトウエアで、カメラの設定の一部が保存されない

DirectShowベースで動作するソフトウエアでDNシリーズ USB2.0/3.0カメラを
使用する場合、カメラのプロパティ設定の一部(flip V, flip H)が保存されず、
次回起動時に元に戻るケースがあります。
 
 
DNシリーズ USB2.0/3.0カメラはほとんどの設定値をカメラ本体に保存しますが、
flip V, flip H はカメラ本体には保存されず、DirectShowのシステムを利用して
各アカウント毎に Windowsへ保存・保持します。
 
 
この時、そのアカウントで一度でもドライバをセットアップしていればカメラ本体
に保存されないプロパティ設定(flip V, flip H)も Windowsに保存されるのですが、
他のアカウントでドライバをセットアップした場合は保存されないことがわかって
います。
 
 
特定のアカウントで Flip V, Flip H の状態をソフトウエアの次回起動時でも復元
したい場合は、以下の手順でできるようになります。
 
 
1) アカウントの種類が管理者ではない場合は管理者に変更してください。
管理者でないと、ドライバをセットアップできません。
 
2) ドライバを一度削除する。
 
3) ドライバをセットアップ(再セットアップ)する。
 
4) パソコンを再起動する。
再起動後、DNシリーズ USB2.0/3.0カメラが見つからない場合は、もう一度
再起動する。
 
※ ドライバを再セットアップすると DirectShow用モジュールも再セットアップ
されます。
 
 
 

 

 

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