色温度とは
白色のLEDには、さまざまな色度ランクの製品がラインナップされています。
単色のLEDは波長(ピーク波長)で表現されますが、白色は混色ですので、色度を
示す指標として色温度(ケルビン(K))を使うことが多いようです。
同じ白でも「青っぽいもの」「黄色っぽいもの」「赤味がかったもの」と様々です。
民生製品でいうところの照明では米国規格協会(ANSI)が定めてた規格が
多く用いられています。
ANSIの規格では白色を色温度によって便宜上8種類に分けています。
色温度の低い白は、電球のようなやや赤味のかかった白(暖色)です。
2700K付近です。
色温度の高い白は、正午の太陽のようなやや青味のかかった白(寒色)です。
6500K付近です。 この間を8種類に分類しています。
6500K以上の規定はANSIにはありませんが、産業用や液晶のバックライト用として
多くの製品があります。
下記は某照明装置のカタログからの抜粋です。
10000Kまでランナップがあります。
白色は色温度、単色は波長で表示されています。