撮影したい対象物の大きさから、必要なレンズを計算で求めることができます。
この時に必要なのは、カメラの撮像素子のサイズ、対象物までの距離(W.D.)となります。
例えば、1mのW.D.で垂直視野300mmを確保したい場合、f値が何mmのレンズを選んだらいいのでしょうか。(1/2インチカメラを使うとします。)
1/2インチカメラの撮像素子サイズは下記の通りです。
※その他の撮像素子サイズはこちら
f値=(対象物までの距離(mm)X 撮像素子の垂直サイズ(mm)/垂直撮影視野
=(1000mm X 4.8mm)/300mm=16mm
f=16mmのレンズを選ぶと、希望の垂直視野が確保できます。
水平視野も同様に計算できます。
ちなみに、簡単に水平視野を算出することもできます。
スクエア型の撮像素子であれば、縦横比が4:3ですので上記の場合、計算しなくても水平視野は400mmとなります。
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