2020年07月27日

USBカメラを使った動画保存時の容量

動画の仕組みは単純に「パラパラ漫画」です。
その「パラパラ漫画」の1枚1枚に使用されているのは「画像」です。

 

例えば、1920×1080(フルハイビジョン)の解像度、「30frame/sec」だと1分間で1800枚の画像が必要となります。
これをそのまま動画にしてしまうと、3分間で15GBという巨大なファイルサイズとなってしまいます。

 

その為、非圧縮系のファイル(拡張子 AVI 等)で保存するのであれば、解像度を 640×480(30万画素)程度にして使うのが一般的です。
(それでも、1秒で1MB程度の容量になります。)

 

解像度を落とせないのであれば、「コーデック」という「圧縮のアルゴリズム」を使用して 1枚1枚の画像を圧縮してファイルサイズを小さくしなければなりません。
現在、よく使われている「コーデック」は H.264やVP9 等です。
H.264で圧縮された動画ファイルの拡張子がMP4、VP9で圧縮された動画ファイルの拡張子がwebmとなります。

 

ちなみにH.264には特許が含まれているためライセンス料が発生します。
その為、動画録画機能あるフリーソフトではMP4ファイルで動画保存できるものがほとんどありません。
(非圧縮のAVI が多いようです。)

 

 

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