ボアスコープは金属加工品の内部を観察することが多い製品です。
金属の加工状態、R、凸凹の具合で、明暗の差が大きくなる場合があります。
その場合、ワイドレンジ(ダイナミックレンジの広い)カメラを使うと、見えやすくなる場合があります。
弊社の汎用ビデオカメラ(GR-i700)とボアスコープ用に採用している高感度・ワイドレンジハイビジョンカメラ(BA200HD)を比較しました。
従来のビデオカメラ | 高感度・ワイドレンジ ハイビジョンカメラ |
●小形エンジンの一部を観察(直筒部の奥にネジ部がある構造)
●直視タイプのボアスコープで直筒部とネジ部を観察
従来のビデオカメラ | 高感度・ワイドレンジカメラ |
金属部でRや凸凹があると、ハレーション部分と黒くなる部分が多くなります。
ワイドレンジカメラを使うと、観察できる範囲がひろがります。
上図のように従来のビデオカメラでは観察しずらかった奥のねじ部の観察できる範囲が広がっています。