2024年05月13日

省電力CPU搭載PCでアプリケーションやカメラが使用できない理由

目次

1.■省電力CPUについて

2.■省電力CPU搭載PCのパフォーマンスについて

3.■省電力

4.■まとめ

 

 

 

■省電力CPUについて

CPUの種類の中に省電力モデルがあります。省電力モデルは従来のCPUよりも少ない電力で動作します。これにより、消費電力を抑えることができます。

特にノートパソコンの場合、バッテリーの消耗が少なくなり長時間使用できるようになります。

 

 

 

■省電力CPU搭載PCのパフォーマンスについて

しかしながら、このような省電力CPUは、省電力化するために処理能力を犠牲に

しているものが多いです。

そのため、高負荷のタスクやリソースの要求が高いアプリケーションを実行する際に、

性能が不足する可能性があります。

そのため省電力CPUは、アプリケーションの要求に十分に応えられません。

松電舎のアプリケーションソフトはIntel Core iシリーズを動作環境としております。

(アプリケーションによって要求スペックは変わります。

各アプリケーションの動作環境をご確認ください。

また、CPUがRyzenやXeonの場合はデモ機で動作確認をしてください。)
しかしながら上記の通り、省電力CPUはパフォーマンスを犠牲にしているため

動作環境に含んでおりません。

 

また、省電力CPUの場合、カメラへの給電も制限されます。

給電不足によりカメラとPCの接続が切れることがあります。

 

以上から省電力CPU搭載PCでアプリケーションやカメラが使用できません。

 

 

 

 

■省電力CPUの見分け方
 代表的なのは、型番の末尾にS、T、U、Yがついているものが省電力モデルのCPUです。

 例)Core i7-1355U、Core i9-13900Tなどです。

 

 

 

 

■まとめ
末尾にS、T、U、Yなどがついた省電力モデルのCPUはそうでないものと比較して

パフォーマンスが低く、アプリケーションやカメラが正常に動作しません。

使用するPCのCPUが省電力モデルでないかどうかご注意ください。

 

 

テクニカルサポートデスク

 

お問い合わせはこちらから