省電力CPU搭載PCでアプリケーションやカメラが使用できない理由
目次
■省電力CPUについて
CPUの種類の中に省電力モデルがあります。省電力モデルは従来のCPUよりも少ない電力で動作します。これにより、消費電力を抑えることができます。
特にノートパソコンの場合、バッテリーの消耗が少なくなり長時間使用できるようになります。
■省電力CPU搭載PCのパフォーマンスについて
しかしながら、このような省電力CPUは、省電力化するために処理能力を犠牲に
しているものが多いです。
そのため、高負荷のタスクやリソースの要求が高いアプリケーションを実行する際に、
性能が不足する可能性があります。
そのため省電力CPUは、アプリケーションの要求に十分に応えられません。
松電舎のアプリケーションソフトはIntel Core iシリーズを動作環境としております。
(アプリケーションによって要求スペックは変わります。
各アプリケーションの動作環境をご確認ください。
また、CPUがRyzenやXeonの場合はデモ機で動作確認をしてください。)
しかしながら上記の通り、省電力CPUはパフォーマンスを犠牲にしているため
動作環境に含んでおりません。
また、省電力CPUの場合、カメラへの給電も制限されます。
給電不足によりカメラとPCの接続が切れることがあります。
以上から省電力CPU搭載PCでアプリケーションやカメラが使用できません。
■省電力CPUの見分け方
代表的なのは、型番の末尾にS、T、U、Yがついているものが省電力モデルのCPUです。
例)Core i7-1355U、Core i9-13900Tなどです。
■まとめ
末尾にS、T、U、Yなどがついた省電力モデルのCPUはそうでないものと比較して
パフォーマンスが低く、アプリケーションやカメラが正常に動作しません。
使用するPCのCPUが省電力モデルでないかどうかご注意ください。