「外部トリガー端子の無いカメラでも、外部トリガーを用いて画像を保存したい」というご要望をお客様からいただくことがあります。
そのような場合、既成の入力Boxをお使いいただくのはいかがでしょうか。
松電舎のViewerソフトMeasureにはいくつかショートカットキーが設定されています。
たとえば“Save”は“Ctrl+S” に設定されています。
既成の入力Boxを使うと、外部スイッチからの信号(外部トリガー)を“Ctrl+S”などのキー信号に変換することができます。 つまり、キーボードで“Ctrl+S”を押す代わりに、外部スイッチをオンすることでViewerソフトMeasureで表示中の画像を保存できます。
今回は既成の入力Boxとして、「なんでもスイッチUSB」(テクノツール株式会社製)を使ってみました。
設定方法は、以下の通りです。
1.入力Boxの端子に外部スイッチを接続します。
2.この入力BoxをパソコンにUSB接続します。
3.入力Box付属のソフトウェアをパソコンにインストールします。
4.付属のソフトで、1~5の端子に接続した外部スイッチに意味を持たせます。
例えば、入力前記の“Ctrl+S”をスイッチがオンの時の出力に設定しておけば、外部トリガーを使って任意のタイミングで画像の保存ができます。
以上で設定は終了です。
後は、ViewerソフトMeasureで画像を表示中に、任意のタイミングで外部スイッチをオンしていただけばカメラに外部トリガー端子がなくても簡単に画像の取り込みができます。
簡単に設定できますので、お試しいただく価値はあると思います。