e‐Tiling(イー・タイリング)は、顕微鏡やデジタルマイクロスコープの一視野の観察範囲では収まりきらない対象物に対して、 画面を分割して撮影し(e-Tilingでは画像の撮影ができませんが、弊社USBカメラに付属しているMeasureで画像保存が可能です。)それらの画像を貼り合わせることで広視野高解像度を生成する画像連結ソフトウェアです。
顕微鏡などの拡大画像を利用する際に、精度を保ったまま広範囲の観察や解析を行うことができます。
3D画像連結ソフトe-Tilingの特長
- 縦横(枚数に制限なし)に複数撮影した画像を連結し、連結画像の生成が可能。
- のりしろ部から高速パターン認識処理でむらなく画像生成。
- 画像上の任意の位置をクリックして、パターンマッチング位置指定可能。
- 画像の継ぎ目をなくす自動補間機能。
三谷商事株式会社製
製品のお問い合わせ
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デモ機納期:
1~3日
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製品納期:
7日
こんな方におすすめ
対象物の全体画像が欲しかったが、作成できなかった。
部分画像を自分で合成して全体画像を作成していたが、非常に手間だった。
撮影した画像が全体のどの部分のものかわかりにくかった。
画像連結ソフトe-Tilingがおすすめです!
機能1. つなげる(自動認識による画像の連結)
独自のアルゴリズムにより、複数枚の画像から類似パターンを認識し、 自動で画像を連結することが可能となりました。 ゆえに、これまでのように等間隔の格子状に撮影するための電動XYステージやステージ制御コントローラは必要ありません。 縦横斜めに関係なく、のりしろとなる重なり部のパターンを高速で認識し、最大100,000×100,000画素までの画像をムラ無く連結します。
連結前
視野に入らないサイズの大きな
対象物を複数の視野に分けて
撮影
連結後
画像連結を行うことで1枚の
広視野画像が得られます。
機能2.補正する(シェーディング補正機能)
低倍レンズを使用した場合や光軸にズレがある場合、 画像には特有の光ムラが生じます光ムラは連結画像の精度に大きく影響します。 そこで光ムラをなくすシェーディング補正を行うことで、 レンズ・光量・のりしろの重なり量に依存しない自然な連結画像を作ることができます。
補正前
補正後
【画像連結 参考画像1】
【画像連結 参考画像2】
【画像連結 参考画像3】