サーモグラフィーカメラの選定方法
新型コロナウイルス感染症対策として、ある市町村がサーモグラフィーカメラを購入し、
市立各学校に配布するというニュースを見ました。
私も2児の小学生を持つ身ですから、あぁ、きちんと対応している市町村だなと感じたのですが・・・。
そのニュースの続きを見ていると
配布検討のサーモグラフィーカメラはなんと温度精度が±2℃または温度表示値の2%の大きい方という機種だったのです。
36.5℃を測定したら38.5℃と表示される可能性があるのかと思いました。
あーそうか。あくまでも1次スクリーニングですから発熱疑いが増えて医療用体温計で正確に測定する作業が多くなるのか・・・・。
いや、待てよ。逆のパターンもあるのか。
実際には38.5℃の発熱症状があって±2℃精度だから36.5℃平熱と表示!?する可能性あり。
発熱症状のある人がスルーしてまぎれこんでしまう。
こりゃ まずい
どうやら業者のHPやカタログ資料を見ると人体体温測定ができますよ。のような表現がされています。そしてその業者に測定できますと言われたのを鵜呑みに価格だけで選んでしまっているようです。確かに人体体温測定はできますがこれでは意味がないのではないでしょうか?
(もちろんこの温度精度は工業用途としてのサーモグラフィーカメラでは普通のことです。)
その点、弊社取扱のサーモグラフィーカメラは
①体温測定用に特化しており高精度です。
体温測定用に30℃~45℃の狭いレンジに設定しており、
±0.5℃の高精度で測定できます。
※ただし、医療器具ではございませんので発熱症状の疑いがある場合は、
必ず医療用体温計にて正確な体温測定を行って下さい。
②体温測定用に特化しており、安全性が高い。
この人体用サーモグラフィーはレーザーポインターがありません。
そのため、目を傷める危険性はありません。