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【技術解説】 葉緑素計 とは

葉緑素計とは?

 

 

 

葉緑素計は植物の葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)の濃度を数値化する計測器のことです。

 

葉緑素(クロロフィル)は一般に430nm前後の青色光と680nm前後の赤色光を吸光するのですが、青色光では葉緑素以外のカロチノイド類などの葉に含まれる他の色素の吸収波長と重複します。

したがって、葉緑素(クロロフィル)のみが吸収する赤色光と、どの色素にもほとんど吸収されない赤外領域の光学的な濃度差をもとにSPAD値を算出します。

 

 

 

測定したい植物の葉を測定部にはさんで、閉じるだけで葉緑素量を非破壊ですばやく測定します。

葉を切り取る(サンプリングする)必要がなく、植物を傷めず、生育中に同じ葉の部分を継続して測定できます。

したがって、同じ葉の継続的な、経時変化を追うことが可能です。。

 

弊社の葉緑素計は植物の葉緑素(クロロフィル)含有量(=SPAD値)、葉の温度、窒素量、葉湿度の4項目を1回で瞬時に数値化、測定できる計測器です。

 

 

適切な施肥管理(堆肥の管理)ができ、穀物系葉、葉物植物の安定育成に役立ちます。

 

 

植物の葉緑素(クロロフィル)含有量(=SPAD値)、葉の温度、窒素量、葉湿度の4項目を1回で測定できる葉緑素計はこちら

 

葉緑素計 SDSHM-YD

 

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葉緑素計 SDSHM-YD

 

 

 

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