【技術解説】太陽電池の測定に使う 分光色彩照度計 (演色照度計)とは
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太陽電池の検証は太陽光が必要です。
ただし、本当の太陽ですと時間帯、天候や季節に左右され、安定した光量を得るのが難しいです。
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そのため、太陽の代わりにソーラーシュミレータ―(疑似太陽光源)を使用することが多いですが
そこからでてくる光の強さ(照度)や波長を調べるために使用します。
ソーラーシミュレータ (疑似太陽光源) SDSDNF-Y411F
市販では最大で数万ルクス迄、測定できる安価な機種も多く販売されています。
これは室内の蛍光灯やLEDなどの照明下での照度測定では使用できるのですが、太陽光の照度では測定できません。
室内の光の強さは、せいぜい約1000Lux前後であるのに対して、太陽光の光の強さは晴天時の屋外は10万ルクス、曇天時でも2万〜3万ルクスの明るさがあります。
したがって最大で10万ルクス(Lux)以上の照度を測定できる照度計が必要です。
また、照度だけでなく、光の波長と発電効率の関係性を検証する際にはフィルターを使って、ある特定波長をカットしたり、透過させたりとして検証します。
その際には光の波長を測定することも行います。
弊社、 分光色彩照度計 (演色照度計) SDSHP320、SDSHP330は1台で照度が20万ルクス迄の測定が出来て、かつ波長が分かる 分光色彩照度計(演色照度計)です。
したがって、色素増感型太陽電池の検証時に使う疑似太陽光源の照度、波長計測に最適な照度計です。
■■製品ページ■■
分光色彩照度計 (演色照度計) SDSHP320
分光色彩照度計 (演色照度計) SDSHP330